資源・素材2023(松山)

講演情報(2023年8月10日付 確定版)

若手・一般ポスター発表

14:30-17:00 ポスター発表(地球・資源分野)[9/13(水) PM ポスター会場]

2023年9月13日(水) 14:30 〜 17:00 [ポスター会場(地球・資源)] 2F EL21,22(共通講義棟C)

14:30 〜 17:00

[P001A] (学生発表:修士課程)岩盤状態の判定に向けた可視化指標開発の検討

○阿部 純1、鳥屋 剛毅1、池田 啓1、大和田 済熙1、宇津木 慎司2、川村 洋平3、安達 毅1 (1. 秋田大学、2. Utsuki Geo Solution、3. 北海道大学)

キーワード:スペクトル画像、バンド選択

地質調査における岩盤や岩石の判定は重要事項である。岩盤・岩石の状態や種類の判定は、現場の技術者によって行われるが、正確な判定には熟練の知識や技術が要求される。熟練の知識や技術が求められる岩盤・岩石判定を背景として、これまでハイパースペクトル画像やマルチスペクトル画像と機械学習を用いた岩石・鉱物種の自動判定の研究例が報告されてきた。一方、正規化植生指標は近赤外領域と赤領域の波長情報の計算により植生の活性状況を数値化でき、この数値を基に植生の活性度合いを可視化することができる。そこで、本研究では正規化植生指標に着想を得、鉱物や岩石状態を数値化及び可視化できる指標を開発する。マルチスペクトル画像やハイパースペクトル画像を用いた可視化指標の開発により、岩石や岩盤状態を可視化可能な波長情報の特定が可能となる。特定した有効な波長情報の応用、対象物の判定指標の方法論確立により、地質調査現場における定量的かつ簡易な判定の実現に貢献する。

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