資源・素材2023(松山)

講演情報(2023年8月10日付 確定版)

若手・一般ポスター発表

14:30-17:00 ポスター発表(高温素材プロセッシング)[9/13(水) PM ポスター会場]

2023年9月13日(水) 14:30 〜 17:00 [ポスター会場(高温素材プロセッシング)] 1F EL15(共通講義棟C)

14:30 〜 17:00

[P058B] (学生発表:修士課程)炭素飽和下におけるLi2B4O7系フラックスを用いた電動車モータからレアアース、銅、鉄の分離回収に関する基礎研究

○関沢 和也1、村田 敬1、山口 勉功1 (1. 早稲田大学)

キーワード:乾式製錬、高温プロセス、EVモータ、レアアース

近年、EVやHEVなど環境対応車の需要が増大しており、今後はさらに増えていくことが見込まれている。EVなどのモータにはNdなどのレアアースを含むネオジム磁石が使用されている。レアアースの安定的な供給を実現するために、より簡便なリサイクルプロセスを確立することが求められている。本研究では、高温プロセスを用いることで、モータの解体を必要とせず、効率よくレアアースを回収できるプロセスを確立することを目的としている。はじめに、1673~1773 Kでスラグ相であるNd2O3-Li2B4O7系の液相領域を調査した。次に、モータ中のロータとステータを一括で処理する場合を想定し、Li2B4O7系フラックスを用い、Fe-Cu-C系の二液相分離を適用することで、レアアース成分が濃縮されたスラグ相と溶鉄相、溶銅相の三相分離を試みた。

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