資源・素材2023(松山)

講演情報(2023年8月10日付 確定版)

若手・一般ポスター発表(ショート講演)

ポスター発表ショート講演(環境)[9/13(水) PM 第3会場]

2023年9月13日(水) 13:00 〜 14:04 [第3会場] 4F EL43(共通講義棟C)

司会者:和嶋 隆昌(千葉大学)

13:24 〜 13:28

[2305-19-07] (学生発表:修士課程)種々のTi-Zr系複合含水酸化物の水溶液中の低濃度ヒ素に対する除去特性

○岩本 悠花1、松岡 光昭1、村山 憲弘1、井上 直幸2、谷口 明男2 (1. 関西大学、2. シナネンゼオミック株式会社)

司会者:和嶋 隆昌(千葉大学)

キーワード:ヒ素、吸着特性、複合含水酸化物、チタン、ジルコニウム

WHOによって定められた飲料水のヒ素基準濃度を十分にクリアする安全な水が求められている。海外では、水道水レベルの水に対しても、更なる徹底的なヒ素除去を求める需要がある。水溶液中から極微量のヒ素を迅速に除去するためには、ヒ素との親和性が極めて高く、かつ構造安定性にも優れた吸着剤を適用する必要がある。当研究室では、多価金属イオンから構成される複合含水酸化物に着目した。これまでの研究成果より、共沈法によって得られたTi-Zr系複合含水酸化物のヒ素除去能が各単味系の除去能を超える相乗効果を有することを見出してきた。
本研究では、Ti-Zr系複合含水酸化物のヒ素除去能におよぼす金属イオン原料の種類や金属イオンの混合比、共沈時のpH、沈殿熟成などの影響を詳細に調べた。得られた種々のTi-Zr系複合含水酸化物を用いて、ヒ素の動的および静的吸着特性を調査した。一連の実験結果から、Ti-Zr系複合含水酸化物の低濃度ヒ素に対する除去特性について考察を行った。

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