13:08 〜 13:12
[2409-23-03] (学生発表:修士課程)Na2O-SiO2系スラグを用いた溶融銀からのアンチモンの除去
司会者:松浦 宏行(東京大学)
キーワード:酸化精製、高温プロセス、Na2O-SiO2系スラグ、リサイクル
廃電子基板から銀や白金族金属を回収する乾式リサイクルにおいて,アンチモンを含んだ銀が回収されている.この銀を湿式工程で処理するうえで、事前に乾式法でアンチモンを除去することが望まれている.
本研究は,溶融銀からアンチモンを除去することを目的として,Na2O-SiO2系スラグを用いて銀中のアンチモンをスラグに酸化除去することが可能か調べた.90 mass%Ag-10 mass%Sb合金とNa2O 濃度を33, 50 mass%と変化させたNa2O-SiO2系スラグを,1473K,空気雰囲気の下で1~4時間,溶融保持した.33, 50 mass%Na2OのいずれのNa2O-SiO2系スラグにおいても,1時間の酸化精製で銀中のアンチモン濃度を0.1 mass%Sb程度まで低減することが可能であった.
本研究は,溶融銀からアンチモンを除去することを目的として,Na2O-SiO2系スラグを用いて銀中のアンチモンをスラグに酸化除去することが可能か調べた.90 mass%Ag-10 mass%Sb合金とNa2O 濃度を33, 50 mass%と変化させたNa2O-SiO2系スラグを,1473K,空気雰囲気の下で1~4時間,溶融保持した.33, 50 mass%Na2OのいずれのNa2O-SiO2系スラグにおいても,1時間の酸化精製で銀中のアンチモン濃度を0.1 mass%Sb程度まで低減することが可能であった.
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