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[2409-23-10] (学生発表:修士課程)炭素飽和下におけるLi2B4O7系フラックスを用いた電動車モータからレアアース、銅、鉄の分離回収に関する基礎研究
司会者:松浦 宏行(東京大学)
キーワード:乾式製錬、高温プロセス、EVモータ、レアアース
近年、EVやHEVなど環境対応車の需要が増大しており、今後はさらに増えていくことが見込まれている。EVなどのモータにはNdなどのレアアースを含むネオジム磁石が使用されている。レアアースの安定的な供給を実現するために、より簡便なリサイクルプロセスを確立することが求められている。本研究では、高温プロセスを用いることで、モータの解体を必要とせず、効率よくレアアースを回収できるプロセスを確立することを目的としている。はじめに、1673~1773 Kでスラグ相であるNd2O3-Li2B4O7系の液相領域を調査した。次に、モータ中のロータとステータを一括で処理する場合を想定し、Li2B4O7系フラックスを用い、Fe-Cu-C系の二液相分離を適用することで、レアアース成分が濃縮されたスラグ相と溶鉄相、溶銅相の三相分離を試みた。
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