資源・素材2023(松山)

講演情報(2023年8月10日付 確定版)

一般講演

【一般講演】 資源経済と社会システム/ 資源開発技術[9/14(木) AM 第2会場]

2023年9月14日(木) 09:00 〜 11:20 [第2会場] 4F EL44(共通講義棟C)

司会者:楠田 啓(京都大学)、武川 順一(京都大学)

10:20 〜 10:40

[3201-06-04] (学生発表:修士課程)中温メタン発酵初期段階におけるガス発生特性及び熱アルカリ前処理の影響

○岡村 啓吾1、楠田 啓1、日下 英史1 (1. 京都大学)

司会者:武川 順一(京都大学)

キーワード:中温メタン発酵、熱アルカリ前処理、初期段階

メタン発酵とは嫌気性細菌によって⾷品廃棄物や下⽔汚泥を分解し、エネルギー資源としてメタンを主成分とするバイオガスを発⽣させるプロセスである。しかしながら、発酵に ⻑時間を要することや原料の分解率の低さから、さらなる普及には⾼効率化が求められ、 様々な前処理法が検討されている。これまで当研究室では処理条件が⽐較的穏やかでコス トも低いと⾒込まれる熱アルカリ処理を種々の基質に適⽤し、熱アルカリ前処理によるメ タン発酵の促進効果を確認している。また、熱アルカリ前処理の影響は⾼温発酵初期段階 において顕著であることが先⾏研究で報告されているが、中温メタン発酵初期段階における詳細なガス発⽣挙動やpH変化については検討されていない。そこで本研究では、中温 メタン発酵初期段階でのガス発⽣の特性やpHの推移に対して熱アルカリ前処理が及ぼす 影響 について詳細な検討を⾏った。

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