14:20 〜 14:40
[EP1-01] 微小パターン電極による微弱放電の計測および解析方法
帯電ローラを用いた帯電プロセスで発生するプロセス進行方向下流側の放電は，上流放電と比較して放電領域が狭く微弱なため計測が困難であった．プロセス進行方向には微小幅で軸方向に長いパターン電極を最下層に作製した感光体ドラムにより帯電プロセス中の電流を測定し，測定された電流を放電電流成分と放電電流以外の仮想変位電流成分とに分離することで下流放電を検出することに成功した．
さらに内製の帯電プロセスシミュレータにより，プロセス中の移動電荷量を算出し，帯電ローラと感光体ドラム間のギャップ変動による変位電流と誘電分極成分を足し合わせたものが，実験により得られた仮想変位電流と定性的に一致することを確認した.
さらに内製の帯電プロセスシミュレータにより，プロセス中の移動電荷量を算出し，帯電ローラと感光体ドラム間のギャップ変動による変位電流と誘電分極成分を足し合わせたものが，実験により得られた仮想変位電流と定性的に一致することを確認した.
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