一般社団法人日本LD学会 第28回大会(東京)

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[J42] 自主シンポジウム42
子どもが自己の認知に気づくというプロセスに焦点づけたコグトレの実践 - 医療・福祉・教育の現場から -

2019年11月9日(土) 17:15 〜 18:45 第13会場 (4F 419)

17:15 〜 18:45

[J42] 子どもが自己の認知に気づくというプロセスに焦点づけたコグトレの実践 - 医療・福祉・教育の現場から -

企画者:島田 敏行1
指定討論者:小林 穂高2
話題提供者:生田 暢彦3、山中 博喜4、島田 敏行1
(1. 三重大学教職大学院、2. 名張市立病院小児科、3. みなとのこども診療所(神戸市)、4. 静岡県立三方原学園)

キーワード:コグトレ、COGST(認知ソーシャルトレーニング)、メタ認知

現場で対応に困る子は本人が「困っていない」子である。「困っている子」(メタ認知がよくできている子)は、自身の行動に問題があれば反省することができ、行動が変容する。しかし「困っていない子」(メタ認知が不十分な子)は自他関係の中で自分の姿が把握できないため行動が変容しない。そこでの自分の姿を直面化する叱責や助言は状況を悪化させることもある。私たちはファンタジーマネージメント(小栗、2015)の考え方に基づき、宮口らが開発したコグトレを教材として医療・福祉・教育の現場で実践を行った。結果、それぞれの現場においてコグトレが自己理解の深まり、社会性の向上に対しても有効である可能性が示唆された。

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