一般社団法人日本LD学会 第28回大会(東京)

講演情報

ポスター発表

ポスター発表 » 計算・算数/心理アセスメント/支援体制の構築/学校(幼・小・中学)での支援

[P7] ポスター発表7

2019年11月9日(土) 17:15 〜 17:55 ポスター会場 (3F 301+302)

17:15 〜 17:55

[P7-078] 小学校通常の学級における「学びのユニバーサルデザイン」導入による児童の変化

2年生国語科での授業実践を通して

〇杉本 光枝1、古井 克憲2 (1. 堺市立久世小学校、2. 和歌山大学 教育学部)

キーワード:小学校通常の学級における授業実践、学びのユニバーサルデザイン(UDL)、特異的自己効力感

小学校2年生通常の学級での国語科における「学びのユニバーサルデザイン(UDL)」の3原則を用いた授業実践において、学習に対する自己効力感の変化の検証を「児童用教科(国語)特異的自己効力感尺度」(富田・宇野2013)を用いておこなった。また、授業への参加意欲の変化について、児童の感想や教師から見た変化などをもとに考察した。気になる児童の自己効力感が上昇する結果は認められなかったものの、全体的にみるとUDLの実践の定着が、児童の自己効力感に肯定的な影響を及ぼし、国語科の授業への参加意欲は、気になる児童も含め高まっていた。今後は、各々の児童への教育的配慮を含めた取り組みについて検討していきたい。

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