一般社団法人日本LD学会 第29回大会(兵庫)

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[P8] 就学前の支援

[P8-03] 幼稚園における発達障害の可能性のある幼児の特性とその実態

〇宮本 直美1、今枝 史雄2 (1. 大阪千代田短期大学、2. 大阪教育大学)

キーワード:幼稚園、発達障害、幼児の実態

幼稚園での特別支援教育の体制整備は着実に進んでいるが、公立私立園には依然として差がある。幼児期からの継続した支援のためには、幼稚園における発達障害の特性のある幼児の実態について明らかにしておく必要がある。本研究では、公立私立幼稚園の教員に対し、在籍園児における発達障害の可能性のある幼児の特性と実態についての調査を行った。その結果、「話す」「聞く」「読み」「不注意・多動性等」の各項目における在籍園の割合は約40~80%程度であり、「話す」「聞く」「読み」に関わる項目は、全て公立園の方が在籍園の割合は高かった。発達障害の特性があると考えられる幼児の在籍園の割合には偏りが見られることが分かった。

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