The 33rd JASID Annual Conference

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Plenary

Plenary 1 Online: Global Crisis

Sun. Dec 4, 2022 3:00 PM - 4:30 PM 1011 (1011, 1F Liberty Tower)


(挨拶)源由理子、(プレナリーパネル)佐藤仁(東京大学)、長畑誠(明治大学)、牛久晴香(北海学園大学)、島田剛(明治大学)

3:00 PM - 4:30 PM

[31011-1500-1add] Plenary session 1

(挨拶)源由理子、(プレナリーパネル)佐藤仁(東京大学)、長畑誠(明治大学)、牛久晴香(北海学園大学)、島田剛(明治大学)

今、世界はグローバルな危機に直面している。新型コロナ禍に始まり、その後の世界的な物価高、さらにはウクライナ侵攻後の小麦などの食糧価格上昇、そしてアフリカの角における飢餓など、次々に新たな危機が押し寄せてきている。いずれも一つの国では対処するのが難しい国を超える課題であり、一人ひとりの人間の生活が脅かされているという人間の安全保障の危機とも言える。

これらは、一つの学問分野だけで対処が可能な問題でもない。学問はこうした世界の現状を理解したり、対処したりするのに有効な視点を提供できているのだろうか、あるいはできるのだろうか。国際開発学という学際的なアプローチではどのような問題の捉え方ができ、どのような解決の方法を模索できるのだろうか。

本プレナリーパネルでは、こうした課題について哲学・思想、公共政策・コミュニティ論、地域研究、社会・経済学の視点から論じ、国際開発学の役割について議論していきたい。また、今回はせっかく対面も含めた学会が久しぶりに開催できる機会である。しかし、一方で懇親会などは実施できない。そのため、講演という形ではなく、会員間での双方的に意見交換をできるパネルに出来ればと考えており90分と短い時間ではあるが対話型パネルとして実施する。

開会挨拶 源 由理子(明治大学 副学長)(5分)
(全体司会)島田剛(明治大学)

(パネリスト)
•(司会)佐藤仁(東京大学) 「危機を語る『言葉』」 (10分)
•長畑誠(明治大学)「『危機』の時代の地域コミュニティ」(15分)
•牛久晴香(北海学園大学)「『危機』の語りと地域研究の視点」(15分)
•島田剛(明治大学)「『科学的』研究手法は危機に有効か?」(15分)

パネリストの間での議論(10分)

フロアとの議論(20分)

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