15:00 〜 15:25
[3801-08-05] 金挽臼製作に関する実験考古学的研究
司会者:久間 英樹(九州大学総合研究博物館)
キーワード:臼製作、金挽臼、手づくり、鉱山臼、湯之奥型
15~16世紀以降、山金作業に不可欠であった回転式の金挽臼について、「黒川型」、「湯之奥型」、「定形型」の分類に基づき、各地の鉱山臼の調査・整理・研究が各研究者らによって進められている。金挽臼については不可欠かつシンプルな道具でありながら、型式、形状、サイズ、重量、地域性など、不明な点も多い。臼を知り臼の謎を解明するには、当時の状況に少しでも近い視点で観察することが近道と考えた。
そこで、第1弾の検証として、まずは機械に頼らない手づくりによる金挽臼製作は非常に有効であると考えた。鉱山道具生産の側面から、山金生産の現場の歴史がより鮮明に推測できるだろうと見通しを立て、臼づくりに着手した。臼製作過程で観察されたポイントについて実験的検討を加え、これまでの研究成果や知見と合わせて分析・考察し、第2弾に続く実験の予備的結果について報告する。
そこで、第1弾の検証として、まずは機械に頼らない手づくりによる金挽臼製作は非常に有効であると考えた。鉱山道具生産の側面から、山金生産の現場の歴史がより鮮明に推測できるだろうと見通しを立て、臼づくりに着手した。臼製作過程で観察されたポイントについて実験的検討を加え、これまでの研究成果や知見と合わせて分析・考察し、第2弾に続く実験の予備的結果について報告する。
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