公転自転式撹拌脱泡装置「カクハンター」は、あらゆる材料の生成プロセスを最適化、お客様の課題を解決します。
　カクハンターは、公転と自転の組み合わせが生み出す、強力なせん断力と破泡効果により、撹拌と脱泡を「同時に」「簡単に」「短時間で」「精密に」行います。カクハンターの特長としましては、公転速度と自転速度の組み合わせ設定機能により、材料の特性や種類に応じた動作設定が可能なため、材料粘度を問わず多種多様な材料の撹拌・脱泡に対応します。材料を容器に入れた状態で撹拌・脱泡するので異物混入のリスクが低く、ハンドリングも容易です。また、プロペラ式や3本ロール式の撹拌機では材料変更に伴う洗浄作業が必要ですが、カクハンターでは処理容器を変更するだけで連続作業が可能となります。さらには、処理時間の大幅な短縮、微粉末の樹脂中への分散、撹拌時の凝集の解消、セルロースナノファイバーやナノカーボン、ナノAg材料の均一分散、二次電池用材料の撹拌・脱泡、微細気泡の除去、分析や検査前の脱泡処理など、幅広い用途でご活用いただいております。
　写真化学は、撹拌脱泡装置以外にも、微細領域で高精度な粉体分級が可能な「ハイプレック分級機」、シャーレで培養された微細コロニーを数秒で自動計測可能なコロニー計測機「コロニーカウンター」、光干渉法によりミクロンからナノレベルまでの薄膜厚を同時に多層膜をリアルタイムにモニタリング可能な「膜厚計測モニタ」、セラミックス材料を用いた3D造形技術による「セラミックス用 高精細光造形装置」等の最先端製品群を開発製造しています。
　写真化学は、「分ける」「混ぜる」「造る」「測る」「流す」という５つのフィールドにおける技術力と開発力をもとにこれらの分野の連携による総合力で、様々な精密機器の開発、製造、販売を行っております。