14:40 〜 15:00
[EP1-02] 光弾性法によるクリーニングブレードの内部応力の可視化
レーザプリンタでは、感光体にポリウレタン製のクリーニングブレードを接触させることで、転写後の感光体表面の残留トナーを除去し、印刷品質を保っている。しかし、製品の長期間使用によってブレード先端に摩耗や欠けが発生し、印刷物上に色筋が発生することがある。本研究では、レーザプリンタのクリーニング機構を模したブレードオンディスク型の摩擦試験機を試作して、ガラス製のディスクと接触するポリウレタン製のブレードを光弾性観察した。材料試験機による引張試験、ならびに,同試験機による接触試験と摩擦試験を通して、ブレードの内部応力を可視化および定量化し、ブレードの内部応力におよぼすトナーの影響を実測することができた。
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