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[EP3-01] ローラ摩擦式紙粉検出法を用いた印刷用紙の評価
複合機などの給紙機構の1つに,3つのゴムローラを用いた摩擦分離方式が存在し,紙はローラと紙間の摩擦力により給紙される.このような機構の問題点として,紙搬送不良が挙げられる.この原因として考えられているのが,ゴムローラに紙粉が付着して摩擦力が低下することであるが,詳細なメカニズムは明らかとなってない.この紙搬送不良の発生度合いは紙種により異なることが経験的に知られている.そのため,ゴムローラと紙間の摩擦特性によって紙粉の付着量を簡便に評価することが必要とされている.そこで本研究では,ローラ摩擦式紙粉検出法を用いて印刷用紙を評価した.
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