Imaging Conference JAPAN 2019

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[IJ2] インクジェット (2) 評価・解析

2019年7月2日(火) 15:40 〜 17:00 大ホール (けやき会館 一階)

座長:宮戸 健志(富士フイルム株式会社)、木村 里至(セイコーエプソン株式会社)

16:20 〜 16:40

[IJ2-03] メディアに着弾したインク滴の増粘過程の計測

*原田 祥宏1 (1. 株式会社リコー)

高い画像品質を得るためには、インクドットを目標の位置・大きさで整然と並べる必要がある。近隣ドット同士が干渉し、位置や大きさが目標から変わってしまうとビーディング等の画質劣化を引き起こす。これを避けるため、着弾したインク滴を素早く広げ、素早く固める挙動をとらせることで、ドット同士の干渉を防いでいる。ドット同士が干渉したかどうかは画質で確認されるが、画質は様々な要因を含んでおり、インク滴が狙い通りに固形化したかは不明である。インク滴の固形化の程度やそれに要する時間を知ることは、作像プロセスの適正化につながる。本報告では、着弾後のインク滴が増粘する過程を、動的光散乱法を利用して計測した例を紹介する。

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