Imaging Conference JAPAN 2019

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[IJ2] インクジェット (2) 評価・解析

2019年7月2日(火) 15:40 〜 17:00 大ホール (けやき会館 一階)

座長:宮戸 健志(富士フイルム株式会社)、木村 里至(セイコーエプソン株式会社)

16:40 〜 17:00

[IJ2-04] 近赤外分光法によるインクジェット印刷物の残留溶剤量評価技術

*森 英一1、大原 俊一1、大嶋 亨1 (1. 株式会社リコー)

インクジェット用水性インクにおいて、印字後に乾燥プロセスを経ても、印刷物上に残留溶剤量が残り、乾燥性品質に影響を与える場合がある。これまで知られている残留溶剤量の評価方法はガスクロマトグラフィーが用いられてきたが、評価に要する時間が非常に長いという課題があった。今回、近赤外分光法(NIR)を用いて、残留溶剤量を簡便に短時間で計測する手法を開発した。近赤外領域のスペクトル分析を行うだけで、残留溶剤量の予測が可能となり、設計中のインクの残留溶剤量を数分でその場で分析可能になった。発表時には、分析の原理と適用例を紹介する。

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