Imaging Conference JAPAN 2019

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[INP] インタラクティブセッション ショートプレゼンテーション

2019年7月4日(木) 09:30 〜 10:30 大ホール (けやき会館 一階)

座長:河野 信明(キヤノン株式会社)、大川 祐輔(千葉大学)

09:48 〜 09:51

[INP-07i] 微細銀グリッド透明電極を用いた分散型ELの発光特性

*柳川 和貴1、竹田 直樹1、橋本 夏樹2、大沢 正人2、常安 翔太1、佐藤 利文1 (1. 東京工芸大学、2. 株式会社アルバック)

分散型ELは、真空やプラズマ等の半導体プロセスを使用せずに,印刷プロセスだけで平面発光素子を作製可能である。これまでに我々は、ITO透明電極の代替として、スクリーン印刷法により形成した細線電極を用いた分散型ELについて報告してきた。しかしながら、ライン幅の細線化に限界があり、光の取り出し効率に課題があった。本研究では、Agナノ粒子インクを用いてグラビアオフセット印刷法により形成した微細銀グリッド配線に、導電性高分子を積層した透明電極を作製し、それを用いた分散型ELの構築とその特性評価を行った。結果として、得られた分散型ELは、光の取り出し効率がより高く、均一に発光することが確認された。

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