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[INP-12i] ピレン誘導体を導入したネットワークポリマーの発光色に及ぼす膨潤溶媒の影響
ピレンなどに代表される平面構造をもつ分子は、高濃度の場合、励起状態で別の基底状態の分子とエキシマー(励起二量体)を形成し、モノマー発光よりも長波長側に発光を示す。このようなエキシマー形成分子をポリマーに中に複合化させることで固体中の発光効率の増加、外部刺激による発光色変化が期待される。我々は、ウレタン結合を有するネットワークポリマー中にピレン誘導体を導入した複合体を作製し、膨潤作用を用いた発光色変化について研究を行っている。本講演では、膨潤作用による発光の変化について発表を行うと同時に、溶媒とポリマー及びピレン誘導体の相互作用に基づいた発光の変化についても議論する。
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