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[SV1-02] 色と光沢が同時に異なる物体の統合質感の差の定量化と対象依存性の検討
実物体の外観は,色,光沢,テクスチャなど様々な質感要素が統合されて一つの質感(統合質感)を形成している.それぞれの単独の質感要素については,その評価法や定量化の研究が進みつつあるが,統合質感に関しては実物体の外観を決める最も重要な要因であるにも関わらず,その定量化の研究はほとんど進んでいない.筆者らは,色と光沢が異なる色・光沢統合質感を解明するために,2個の視覚刺激を観察する際に知覚される見えの差に着目し,人物の顔肌とプラスチック製の物体それぞれに対する統合質感の差の説明変数とこれらの統合質感の差への寄与を求め,一般性について考察を行ったので報告する.
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