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[P11-145] インクルーシブ保育を行う保育者に対する効果的な研修に関する研究
事例検討型研修による保育者の意識の変化に着目して
キーワード:インクルーシブ保育、研修、事例検討
本研究では、障害児保育に関する園外研修に参加した保育者の意識がどのように変化するかを明らかにし、効果的な研修のあり方を検討する。研修では主としてインシデントプロセス法を参考に事例検討を行った。保育者のインクルーシブ保育に関わる意識について、対応のあるt検定で事前と事後の比較を行った結果、「保護者の子どもの問題に対する理解が不十分でも保育の中で支援できることはたくさんある」という意識が有意に高まっていた。検討する事例は保護者の同意を必須としなかったため、障害の診断のない子どもを挙げる参加者もおり、そうした事例検討型の研修によって保育者が「保育の中で支援できることがある」と実感できたと考える。
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