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[P12-157] ボードゲームを用いた個別指導でコミュニケーション面での課題に改善の見られた事例の報告
キーワード:ボードゲーム、個別指導、コミュニケーション
コミュニケーション面に課題をもった男子中学生に対し、その改善を目的として個別指導を行った。指導は主にボードゲーム(カードゲーム等を含む)を教材とし、月に1~2回、1回60分で行われた。その結果、会話をしていて聞き返されることが少なくなった、要求や嫌なことなど気持ちを言葉にして伝えられるようになった、1度読めば意味がわかる文章を書けるようになった、といった変化が生じた。それら変化の要因として、①ゲームという形態で楽しみながら文章を考える練習を重ねたこと、②自分の説明が相手に伝わる体験を重ねて自信をつけることができたこと、③指導の目的を共有した上で課題に取り組んだこと、の3点があったと推測される。
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