[P3] ポスター発表3

[P3-027] 統合的フォニックスの指導効果検証

ジョリーフォニックスの一斉指導による課題成績推移について

〇入山 満恵子¹、加藤 茂夫¹、渡辺 さくら²、山下 桂世子³ (1. 新潟大学教育学部、2. 新潟県南魚沼市教育委員会、3. Ashbrook School)

キーワード：統合的フォニックス、ジョリーフォニックス、指導効果検証

小学校英語教科化も踏まえ、英語の音素と文字の結びつきを明示的に教える統合的フォニックスが注目されている。本研究では、統合的フォニックスの教材の一つであるジョリーフォニックス(以下ジョリー)の指導を受けた小学校5、6年生107名に日本語と英語の音韻操作課題等を実施しその結果を報告する。対象校では5年時よりジョリーを導入しているが、すでに1年間指導を受けている6年と初めて受講する5年について、年度前後に同一課題を実施し、学年間差と経年的変化を検証して結果を報告する。年度始めの差が1年指導経過後にどのように変化したか、また日本語・英語の各課題間での関連性の変化にも注目し、その要因について考察する。