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[P4-042] 公立小学校の通常学級で学ぶ聴覚障害児童の英語分節音の知覚・産出能力
日本語を介さない英語音声指導法構築のために
キーワード:聴覚障害児童、公立小学校通常学級、英語分節音
公立小学校の通常学級で英語授業を受ける聴覚障害児童に日本語を介さない英語音声の指導法開発の根拠を示すために,英語分節音(音素)の知覚・産出能力を明らかにした。聴覚障害高学年女児3名の実験群(全員感音性難聴,軽度1名,中度1名,高度重度1名)が,分節音を中心に聞こえ学級で個別の英語音声指導を受け,事前事後で4種類の知覚テストと2種類の産出テストを受けた。聴児5名が統制群として産出テストを受けた。聴児に比べ,摩擦音・破擦音などの知覚・産出能力が低いが,個別指導によって知覚能力も産出能力も向上した。軽度と中度以上の聴力レベルの差が,知覚と産出に影響を与えていることを示唆する結果となった。
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