一般社団法人日本LD学会 第28回大会(東京)

講演情報

ポスター発表

ポスター発表 » 計算・算数/英語に関する指導・研究/保護者支援・家族支援・地域支援

[P4] ポスター発表4

2019年11月9日(土) 13:15 〜 13:55 ポスター会場 (3F 301+302)

13:15 〜 13:55

[P4-044] 発達障害児の算数文章題のつまずき要因に関する予備的研究

~通常学級児童の国語能力の相関による分析を通して~

〇宿野部 惇平1、五十嵐 靖夫2 (1. 北海道教育大学大学院教育学研究科、2. 北海道教育大学函館校)

キーワード:算数文章題、算数と国語の相関関係、文法と算数文章題との関連

本研究は、発達障害児を対象とした算数文章題のつまずき要因に関する予備的研究として、通常学級に在籍する小学3年生49名を対象として算数の計算問題・算数文章題、国語の文法問題・漢字の読み書き問題を実施した。相関分析の結果から、文法の接続詞の選択問題と計算問題・算数文章題に正の高い相関関係が見られた。この結果から熊谷(2000)のことばのきまりと算数文章題の相関が高かったという結果を支持するものとなった。今回の調査では、クラス全体の分析を行ったが算数文章題の得点が低い児童についての分析は行っていない。今後、これらの児童個々のつまずきについて、国語能力との関連から調査する必要がある。

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