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[P6-073] 発達障害児の自己評価ならびに他者評価の探究
「小学生版QOL尺度」,「PART」,「動的家族画」,インタビューを用いて
キーワード:ADHD、自尊感情、ペアレント・トレーニング
4年前に母親がペアレント・トレーニング(以下,ペアトレ)を受講した小学5年生の発達障害児2名を対象に3つの心理検査と,家族や友達,教師はどんな人かをインタビューした.その結果,「小学生版QOL 尺度」は同学年の健常児より高く,「絵画愛情の関係テスト(PART)」,「動的家族画」やインタビューからは,家族や友達とも概ね良い関係を築けていることが推察された.本結果の要因の1つとして,保護者のペアトレの受講が挙げられる.ペアトレにより保護者が子どもの特性を理解し,より早期に適切な対応を開始されたため,発達障害児のQOLの低下を予防できたのではないかと考えられる.
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