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[P8-090] 受診前から「支えるシステム」へ
宮崎市における発達障害支援のあり方に関する実態調査Ⅰ
キーワード:実態調査、地域、診断
発達障害支援の中で、子どもの問題への気づきから受診に至るまでの支援は重要である。宮崎市では、保健所を中心としたシステムを想定して支援を行っているが、実際に受診に至ったケースの経過に関する実態は明らかになっていない。筆者らは、H28年度に行われた本田らの研究(本田,2017)に参加し、宮崎市内で発達障害の診断を受けた子どもに関する医療機関データを集める機会を得た。このうち、これまでに分析されていない「受診に至った紹介元」を分析することで、宮崎市の実態を調査した。その結果、幼児期に診断を受けているほとんどのケースが、想定している支援システムの支援機関と受診前から関わっていることが明らかとなった。
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