[P8-05] 幼小接続期における「音韻意識」「文字認知」と言葉の力との関連性
- 発達性読み書き障害の早期支援を目指す「言葉」領域のアプローチカリキュラム開発に向けた教材開発 -
キーワード:文字認知、幼小接続期、発達性読み書き障害
言語力が就学後の教科学習を支えることは明白であり、学校生活に多大な影響を与える。幼小接続期は、その育成期と捉えられる。就学前には発見され難い発達性読み書き障害児も含め、就学後の「読み」の力につなげる「言葉」領域のアプローチカリキュラム開発を目的とし、232名の年長児を対象に標準化されたテストによる言語力調査を実施した。読書力段階点と最も相関が高い力は「文字認知」と「音韻意識」であった。また、これらの力の低い群と達成群とを比較し、全下位テスト結果に有意差を確認した。発達性読み書き障害幼児の早期支援を目指す教材開発を行い、ユニバーサル・デザインの「言葉」領域のアプローチカリキュラム構築に繋げたい。
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