*大澤 志津江1 (1. 名古屋大学大学院理学研究科)
セッション情報
シンポジウム
[1S-Cm] [JSTムーンショット]「がん自然史」を制御する生体内ネットワーク
2024年7月17日(水) 09:00 〜 11:30 C会場 (2F 中会議室201)
オーガナイザー:大澤 志津江(名古屋大学)、瀬海 美穂(京都大学)
がんの発生・進展は、多段階的な突然変異の蓄積に加えて、がん原性細胞を取り巻く周囲の細胞・環境との相互作用により制御されることが近年明らかとなり、その仕組みの理解は、難治性がん克服に向けた喫緊の課題である。本シンポジウムでは、未病(がん発症前)から悪性化に至るまでの「がん自然史」に寄与する細胞間相互作用や代謝を初めとした全身性のシグナルに関する最新の知見を紹介し、生体内ネットワークを介したがん制御の原理について議論したい。
*小川 基行1,2,3、名黒 功1,2,3、一條 秀憲3 (1. 順天堂大学 薬学部 生体応答情報学、2. 東京大学 大学院薬学系研究科 細胞情報学、3. 東京医科歯科大学 高等研究員 細胞情報学)
*高橋 暁子1,2 (1. 公益財団法人がん研究会 がん研究所 細胞老化研究部、2. 公益財団法人がん研究会 NEXT-Gankenプログラム がん細胞社会成因解明プロジェクト)
*服部 鮎奈1、山本 佳輝1、中川 亮2、伊藤 貴浩1 (1. 京都大学医生物学研究所、2. デューク大学)
*瀬海 美穂1、杉江 拳太1、藤田 恭之1 (1. 京都大学大学院医学系研究科分子腫瘍学)
*福田 晃久1、*益田 朋典1、妹尾 浩1 (1. 京都大学大学院医学研究科 消化器内科学)