The 144th Annual Meeting of the Pharmaceutical Society of Japan (Yokohama)

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Symposium

[S49] Approaches to minimizing the risk of pharmaceuticals for the optimization of medical care

Sat. Mar 30, 2024 3:30 PM - 5:30 PM [Room 313] Conference Center 313+314 (3F)

Organizer: Yuri Ikeuchi (Hoshi Univ.), Hiroomi Sakurai (Dept. Pharm., Keio Univ. Hosp.)

 医薬品は、そのベネフィットとリスクのバランスが評価され、添付文書に記載されている情報を正しく活用することでリスクに対してベネフィットが上回ると期待されるときには承認されることになる。しかしながら、医療現場においては、開発段階では検出されなかった新たなリスクが出現する可能性がある。臨床において、医薬品の適正使用に関する取組みを実践し、リスクをマネージメントしベネフィットを最大化することは、医療の最適化に貢献することにつながる。また、医薬品の品質は、研究開発において基本設計がなされ、製造工程で品質保証されているが、医薬品が患者に服用されるまで、貯蔵法等の指示により品質が確保される必要がある。
 本シンポジウムでは、企業の立場から、経皮吸収型製剤で達成できる医療価値について解説いただき、大学の立場からは、医薬品のリスク軽減および有用性向上を目指した研究について説明したい。さらに、医療の立場から、特に安全管理が必要な抗悪性腫瘍剤であるダラツムマブの有害事象軽減に向けた取り組み、ラムシルマブの副作用増悪因子の解明に向けた取り組みについて解説いただく。それぞれの立場での医薬品のリスクマネージメントに関する取組みについて紹介し、これからの患者志向の医療への貢献について議論したいと考えている。

オーガナイザー挨拶:池内 由里(星薬大) (3:30 PM - 3:35 PM)

総括:櫻井 洋臣(慶應大病院薬) (5:25 PM - 5:30 PM)

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