日本薬学会第144年会(横浜)

セッション情報

一般シンポジウム

[S66] ★AIで切り拓く未来の創薬・医療

2024年3月31日(日) 15:30 〜 17:30 [303会場] 会議センター 303 (3F)

オーガナイザー:有馬 英俊(第一薬大薬)、関嶋 政和(東工大情報理工)

医療と創薬の領域において、人工知能(AI)と機械学習(ML)の活用は急速に進展している。本シンポジウムでは、「AIで切り拓く未来の創薬・医療」と題し、AI/MLの技術がいかに医療や創薬に利活用されているかを探るため、本領域の最前線で活躍している4名のシンポジストによる講演を企画した。加納 学先生(京都大)は、AI/MLを用いた局所脳冷却デバイスの設計に関する最新の研究成果を紹介し、てんかんや脳卒中の異常脳活動を効率的に抑制するための重要な技術としての有効性を解説する。有馬英俊先生(第一薬大)は、製剤とDDS領域におけるAI技術の進展に着目し、特に脂質ナノ粒子や超分子設計へのAIの応用に関する事例を紹介する。山西芳裕先生(名古屋大)は、多階層オミクス情報と医薬ビッグデータの融合解析におけるAIの利用とその広範な応用事例について紹介する。関嶋政和先生(東京工大)は、新型コロナウイルスの3CL Proteaseやインフルエンザのノイラミニダーゼ対策に向けたヒット化合物探索に関する最新の研究を紹介し、深層学習を活用した革新的な手法について解説する。これらの講演を通じて、AIとML技術が医療と創薬において新たな革新をもたらす可能性について理解し、さらなる発展の可能性について参加者の皆様と一緒に議論する。

趣旨説明:関嶋 政和(東工大情報理工) (15:30 〜 15:35)

まとめ:有馬 英俊(第一薬大薬) (17:25 〜 17:30)

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