プラスチック成形加工学会第34回年次大会

出展者情報

[15] 大阪ソーダ株式会社

大阪ソーダ株式会社

 
◆企業紹介
 弊社は自動車部品用途等で用いられるエピクロルヒドリンゴムとアクリルゴムを製造する化学メーカーである。近年、CO2削減、省資源・省エネルギー等に貢献する材料として、熱可塑性エラストマーが注目されている。現在、弊社においても従来の合成ゴムよりも環境負荷を低減できる動的架橋型熱可塑性エラストマー(TPV)の開発を行っている。
 
PVとは
 TPVとは、ゴムと熱可塑性樹脂を溶融混練させると同時に、高せん断下でゴムを架橋させることで得られ、熱可塑性樹脂のマトリックス中に架橋ゴム粒子がドメインとして微分散した海島構造を形成している。
 
◆エピクロルヒドリンゴムとは
 エピクロルヒドリンゴムは耐熱性、耐油性及びガスバリア性に優れ、アクリルゴムは耐熱性及び耐油性に優れた合成ゴムである。これらを熱可塑性樹脂と組み合わせてTPV化することにより、耐熱性、耐油性及びガスバリアに優れたTPVの開発が可能であると考えており、現在、用途探索を行いながら開発を進めている。


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