一般社団法人日本LD学会第31回大会(京都)

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[EL] 教育講演

[EL-02] どうしても頑張れない子どもたちへの支援 ~安心の土台と伴走者

講師:宮口 幸治1 (1. 立命館大学産業社会学部・大学院人間科学研究科)

「頑張る人を応援します」。世間ではそんなメッセージがよく流されるが、実は「どうしても頑張れない人たち」が一定数存在していることは、あまり知られていない。彼らはサボっているわけではない。頑張れないがゆえに、切実に支援を必要としているのだ。困っている人たちを適切な支援につなげるためにどうすればいいか考えたい。

【略歴】
立命館大学教授・児童精神科医。(一社)日本COG-TR学会代表理事。京都大学工学部卒業、建設コンサルタント会社勤務の後、神戸大学医学部医学科卒業。神戸大学附属病院、大阪府精神医療センターなどを勤務の後、法務省宮川医療少年院、交野女子学院医務課長を経て、2016年より現職。医学博士、子どものこころ専門医、臨床心理士。困っている子どもたちの支援を教育・医療・心理・福祉の観点で行う「日本COG-TR学会」を主宰。全国で教員等向けに研修を行っている。

主な著書に『ケーキの切れない非行少年たち』『どうしても頑張れない人たち』(新潮社),『境界知能とグレーゾーンの子どもたち』(扶桑社),『医者が考案したコグトレパズル』(SB)など約70冊。

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