[P10] ポスター発表10

[P10-02] 過去の経験が自己肯定感および社会人基礎力に及ぼす影響

短期大学生を対象とした実証研究

〇小林 麻如¹、白川 和希¹、牧野 功樹²、服部 健治¹ (1. 釧路短期大学幼児教育学科、2. 拓殖大学商学部)

キーワード：自己肯定感、社会人基礎力、発達障害

【目的】大学教育では、社会人基礎力を伸長させることが求められている。そこで、経験と自己肯定感や社会人基礎力の関連の検証を目的とする。【方法】K短期大学学生95名に対し質問票調査を実施した。質問票では、①経験、②自己肯定感を測定し、社会人基礎力はPROGテストを利用した。その結果を用いて、パス解析を行った。【結果】経験と自己肯定感に、正の関連が示された。自己肯定感と社会人基礎力は、「対人基礎力」・「対自己基礎力」に正の関連が示され、「対課題基礎力」に負の関連が示された。経験と社会人基礎力は、「対課題基礎力」に正の関連が示された。【考察】経験が自己肯定感および社会人基礎力に関連していることが示唆された。