[P12-07] 発達障害当事者への支援の「ズレ」
─当事者記述文献から─
キーワード:発達障害当事者、支援、ズレ
【目的】発達障害当事者が、自身の求める支援と提供される支援の間に感じる「ズレ」を明らかにすることを目的とし、「ズレ」を最小限にする可能性について検討した。【方法】国立情報学研究所が提供するCiNii Articlesを用いて、2001年6月から2020年1月までの期間に発表された、「発達障害」「当事者」「支援」に関する論文の中から、当事者と当事者家族が執筆し、「ズレ」の記述があった文献42編を抽出し、「ズレ」の内容について検討した。【結果と考察】分析の結果、発達障害特性から生じる「ズレ」、関係の中の心理的距離、期待感、価値観による「ズレ」等が明らかとなり、「ズレ」の顕在化は、「ズレ」を解消する契機となる可能性が示めされた。
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