[P9-06] 交流及び共同学習における各教科等と自立活動の関連を図った授業実践の効果
応用行動分析の手法を用いた教師間連携による実態把握と指導目標の共有
キーワード:交流及び共同学習 、自立活動の指導 、応用行動分析
本研究では,自立活動の目標達成に向け,教師間連携によって実態把握や指導目標を共有し,交流及び共同学習における各教科等の授業実践を行い,その効果を検証する。その際,応用行動分析の手法を用いた実態把握に基づき,指導・支援を実行した。その結果,特別支援学級在籍児童の自立活動の目標としていたかかわり行動の出現率が増加し,かかわり行動の内容に変化が現れた。関係者による見取りにおいても,特別支援学級児童への効果が肯定的に評価された。このことより,教師間連携を図り,両学級の担任が自立活動の目標を共有し,通常の学級担任が指導方法を工夫して各教科等の授業で実践したことの有効性が実証された。
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