趣旨説明:荒井 雅吉(阪大院薬) (13:15 〜 13:19)
セッション情報
一般シンポジウム
[S13] モノトリサイエンス アップトゥデイト
2024年3月29日(金) 13:15 〜 15:15 [304会場] 会議センター 304 (3F)
オーガナイザー:荒井 雅吉(阪大院薬)、森川 敏生(近畿大薬総研)、久保田 高明(岡山大院医歯薬)
天然物化学の根幹である “モノトリ (MONOTORI)” から見出される天然有機化合物(天然物)は、その化学構造の多様性に起因して、多彩な生物活性を有する。そして、天然物は創薬研究だけではなく、多彩な生物活性を分子レベルで理解しようとするケミカルバイオロジー研究の発展にも貢献し、時として新たな生命現象の発見、さらには新たな研究領域の創成にもつながる。本シンポジウムでは、独創的な手法で“モノトリ (MONOTORI)”を展開し、新規天然物の発見に成功している4名のシンポジストから、それぞれ「放線菌が拓く有機ヒ素天然物の世界」、「天然物の構造多様性を高めるためにはどうしたらよいのか」、「伊江島産海洋シアノバクテリア由来の強力なカルシウムポンプ阻害剤イエゾシドの構造決定、全合成および生物活性」、「モノトリ研究における天然物のポテンシャルの発見」と題した演題で新たな天然物を発見する意義とその醍醐味について講演頂き、各専門領域でのモノトリ研究の重要性について活発に議論したい。そして本シンポジウムを通して、アカデミアの若手研究者や将来を担う学生のみならず企業の研究者に、改めて“モノトリ (MONOTORI)”の魅力、重要性と可能性を理解していただき、本研究領域の活性化に繋げるシンポジウムとしたい。
13:19 〜 13:47
○星野 翔太郎1 (1. 学習院大理)
13:47 〜 14:15
○菊地 晴久1 (1. 慶應大薬)
14:15 〜 14:43
栗澤 尚瑛1、岩﨑 有紘1、寺沼 和哉1、豊島 近2、橋本 勝3、旦 慎悟4、○末永 聖武1 (1. 慶應大理工、2. 東大定量研、3. 弘前大農生、4. がん研)
14:43 〜 15:11
○塚本 佐知子1 (1. 熊本大院薬)
まとめ:森川 敏生(近畿大薬総研) (15:11 〜 15:15)