日本薬学会第144年会(横浜)

セッション情報

一般シンポジウム

[S19] 中分子創薬研究のフロンティア -中分子創薬に資する次世代分子技術-

2024年3月29日(金) 13:15 〜 15:15 [502会場] 会議センター 502 (5F)

オーガナイザー:鬼塚 和光(東北大多元研)、田良島 典子(徳島大薬院)

 低分子医薬品とバイオ医薬品の両方の利点を併せ持つニューモダリティとして近年、ペプチドや核酸をはじめとする中分子医薬品が注目されている。細胞内の標的を狙え、標的特異性が高く、化学合成可能といった特徴があり、創薬標的拡張を担う次世代の医薬品として期待されている。
 さて、中分子医薬品創製を指向して、ペプチドや核酸、糖鎖、人工キメラ分子など、幅広い分子種に着目し、様々な研究が進められている。それらの分子を効率的に合成し、高次に機能化するためには、分子種に適した次世代の分子技術や解析技術、新しい機能化の概念や分子種間の融合研究が必要である。そこで本シンポジウム「中分子創薬研究のフロンティア -中分子創薬に資する次世代分子技術-」では、中分子創薬に資する多様な分子技術を持つ5名のシンポジストから、RNA標的創薬に資するRNA-分子間相互作用大規模解析技術開発(鬼塚)、中分子創薬研究に資するシアル酸含有糖鎖の化学合成研究(河村)、天然物生合成酵素を活用した環状中分子の化学-酵素合成(松田)、損傷脳機能回復を促す自己集合ペプチド分子技術(村岡)、および化学で創造する遺伝情報伝達システムとその創薬応用(田良島)など、次世代中分子技術の最新研究の一端をご講演いただく。

趣旨説明:鬼塚 和光(東北大多元研) (13:15 〜 13:20)

総括:田良島 典子(徳島大院薬) (15:10 〜 15:15)

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