日本薬学会第144年会(横浜)

セッション情報

ジョイントシンポジウム

[JS07] 疾患における分子ネットワーク及びNew Approach Methodologies (NAMs)等の安全性評価新手法に関するOECD等の国際的動向について

2024年3月30日(土) 13:15 〜 15:15 [419会場] 会議センター 419 (4F)

オーガナイザー:田邊 思帆里(国立医薬品食品衛生研・安全性予測評価)、山田 隆志(国立医薬品食品衛生研・安全性予測評価)

疾患において様々な分子ネットワークが活性化していることが知られている。本シンポジウムにおいては、分子の発現量及び活性並びに相互作用が変化することによりもたらされる疾患における分子ネットワークの活性化状態変化について焦点をあてる。また、分子ネットワークパスウェイに関連し、新たな進展を迎えている有害性発現経路(Adverse Outcome Pathway; AOP)等のNew Approach Methodologies(NAMs)を始めとする安全性評価の新手法に関するOECD等の国際動向について説明する。2019年に開催された日本薬学会第139年会シンポジウムS52「分子パスウェイ経路による有害性発現予測に関するOECD等の取り組みについて 」に関するその後の展開を紹介し、分子ネットワーク研究からもたらされるAOP開発の国際的共同研究状況や各分野での応用についてまとめる。更に、AOP開発やOECDテストガイドラインにおける免疫毒性関連の取り組みに関する視点と状況を紹介するとともに、創薬関連の医薬品副作用及び医薬品活性予測に関する分子開始イベント(Molecular Initiating Event; MIE)及び主要イベント(Key Event; KE)に代表されるAOP構成要素のデータベース解析及び機械学習解析について議論する。近年一層の拡がりを観せるNAMsについて、AOPネットワークや定量的構造活性相関(Quantitative Structure Activity Relationship; QSAR)等を主眼に最近の知見及び動向を議論することとする。

オーガナイザー挨拶:田邊 思帆里,山田 隆志(国立医薬品食品衛生研・安全性予測評価) (13:15 〜 13:20)

ディスカッション (15:00 〜 15:15)

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