日本薬学会第144年会(横浜)

セッション情報

一般シンポジウム

[S62] 薬学部学生の将来キャリア ~製薬企業で働くという選択肢~

2024年3月31日(日) 13:15 〜 15:15 [501会場] 会議センター 501 (5F)

オーガナイザー:近澤 洋平(MR認定センター)

薬物療法は高度化、専門化、個別化が進み、薬剤師は今後ますます医療の場において重要な役割を果たすことが期待されている。薬学部学生は就職先として調剤薬局やドラッグストアを目指す者が圧倒的に多い。薬剤師の地域偏在はあるものの、将来臨床で働く薬剤師の需給バランスが逆転することが予測され、薬学部学生の将来キャリアの多様化は喫緊の課題である。

一方、製薬企業は創薬モダリティが多様化する中で、創薬から育薬までのバリューチェーンを担い、幅広い部署で薬剤師資格や薬学に関する専門知識を持った者を必要としている。 医薬情報担当者(MR)は、医薬品の適正使用に資する者として法的に明確に位置付けられており、薬学部学生の卒業後の進路としてふさわしいと考える。
 本シンポジウムでは、薬学教育の中で将来キャリアを考える場面が少ないことを問題提起とし、薬学部学生に対するキャリア教育の重要性を訴え、製薬企業で働くことを将来キャリアの選択肢の一つとして考えられるような方策を提案する。25年の信頼の歴史を築いてきたMR認定試験は2026年度から大きく位置づけが変わるとともに、受験資格が撤廃される。新しい試験制度によって薬学部学生の将来キャリアを広げる可能性についてディスカッションする。

座長挨拶:田中 徳雄(京都薬大) (13:15 〜 13:25)

総合討論 (14:40 〜 15:05)

総括:田中 徳雄(京都薬大) (15:05 〜 15:15)

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