第72回コロイドおよび界面化学討論会

特別企画講演・市民講座

特別企画1 (9月17日(金) 午前,午後)

「生命科学とコロイド・界面化学」


参加申込:
第72回コロイドおよび界面化学討論会に参加登録(有料)をされた方のみが参加(視聴)することができます。
参加登録はこちら(https://confit.atlas.jp/guide/event/colloid2021/static/registration)。
 
11:10 – 12:00
3S03「バイオソフトマターの光計測・光操作~細胞膜・タンパク質結晶~」
吉川 洋史(大阪大学大学院工学研究科物理学系専攻)
13:00 – 13:30
3S04「自己組織化を基盤とする新しい創薬」
長崎 幸夫(筑波大学数理物質系)

13:30 - 14:00
3S05「住宅用セラミックスの防汚・抗菌技術」
井須 紀文((株) LIXIL,Technology Innovation本部 分析・環境技術開発部)

 

特別企画2 (9月18日(土) 午後) 市民講座

「新型コロナ感染症対策とコロイド・界面化学」


参加費無料

参加申込:
どなたでも無料で参加(視聴)して頂くことができます。視聴を希望される方は、下記から参加登録をお願いします(定員になり次第締め切ります)。参加登録をされた方のE-メールアドレス宛に、当日のオンライン(Zoom)接続情報をご連絡します。

参加登録はこちら
https://zoom.us/webinar/register/WN_5DPNkdUDRDuOo05ZxObmhQ
 
13:00 – 13:50
4S01「感染症治療薬として期待される人工中和抗体」
保田 朋波流(広島大学大学院医系科学研究科免疫学) 
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は世界規模で変異が続いており、ワクチン頼みの問題点が露呈しつつある。今後ワクチンが効かない変異株の出現も十分に考えられ、新しいワクチンと治療薬は両輪で開発を進める必要がある。また既存技術だけでなく、異分野の技術や専門知識を掛け合わせた技術革新にも取り組むべきである。我々が開発した変異株を無力化する中和抗体作成技術について紹介するとともに、今後の課題についても考えてみたい。(関連情報※1:広島大学ホームページ  https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/64713
 
13:50 – 14:15
4S02「正しい手洗い,うがい,消毒の方法とその効果について」
尾本 百合子(ライオン(株) ビューティケア研究所)
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症(COVID-19)が世界的猛威を振るい、パンデミックを引き起こすなか、生活者の感染予防に対する意識はますます高まっている。自身が感染しない・他の人に移さないためにも、感染予防に対する基本である「手洗い・うがい・消毒」を正しく実践することが重要である。講演では、正しい手洗い、うがい、消毒の方法とその効果について紹介する。(関連情報※2:コロイドおよび界面化学部会ホームページ https://colloid.csj.jp/202105/covpid-19-interfacescitech/
 
14:20 – 14:45
4S03「新型コロナウイルス等の感染対策に用いられる手洗い石けんの抗ウイルス効果」
川原 貴佳(シャボン玉石けん(株) 研究開発本部)
新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどの感染症予防には、石けんを用いた手洗いなどの手指衛生が重要である。本講演では、手洗い石けんに用いられるオレイン酸カリウムなどの界面活性剤のインフルエンザウイルスに対する抗ウイルス効果と作用機序、新型コロナウイルスに対する抗ウイルス効果などについて述べる。(関連情報※2)
 
14:45 – 15:10
4S04「接触感染リスク削減のための新型ウイルス環境除染技術」
西尾 正也、藤井 健吉(花王(株) 安全性科学研究所)
環境除染はCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)においても重要な対策の一つである。日用品カテゴリーの洗剤でも、エンベロープウイルスの不活性化効果が期待でき、環境除染に使用可能である。講演では、接触感染リスクを防ぐための新型コロナウイルスの除染技術とその課題などについて紹介する。(関連情報※2)


問い合わせ 第72回コロイドおよび界面化学討論会 事務局(E-メール:secre.dm@colloid.csj.jp )