[EL-03] 読み書きに困難のある児童生徒の学びの保障
テクノロジー活用と地域支援体制整備の現在地
読み書き困難のある児童生徒が、学習場面で感じる障壁を解消するためのテクノロジー活用は、1980年代から現在まで継続する古くて新しい国際的テーマである。日本ではGIGAスクール構想により一人一台環境が広がり、機器が常に目の前に存在する状況へ急変した。テクノロジーにより、LD等のある個々の児童生徒に合った学び方を受け止められる学習環境・慣行が生まれることで、通常の学級でも児童生徒の学ぶ権利と機会が保障されることが期待されている。本講演では、その期待を現実のものとするために必要な、教室や家庭学習、試験等での修学支援の具体的工夫と、個々の教師の取り組みを後方支援する学校・自治体ワイドな体制整備について、事例とともに紹介することを目的とする。
【略歴】
東京大学先端科学技術研究センター社会包摂システム分野・教授。博士(心理学)。広島大学大学院教育学研究科助教、米国ワシントン大学DO-IT Center客員研究員を経て現職。教育から雇用・労働まで、様々な障害や疾患のある人々を包摂できる社会を実現するため、テクノロジー活用を中心とした修学場面における合理的配慮の方法論と、初等中等教育及び高等教育における地域連携支援システムの構築、アクセシブルな図書・教材とその製作・配信インフラ構築、超短時間雇用モデル等のインクルーシブな地域システムの開発と実装に関する研究等を行っている。
【略歴】
東京大学先端科学技術研究センター社会包摂システム分野・教授。博士(心理学)。広島大学大学院教育学研究科助教、米国ワシントン大学DO-IT Center客員研究員を経て現職。教育から雇用・労働まで、様々な障害や疾患のある人々を包摂できる社会を実現するため、テクノロジー活用を中心とした修学場面における合理的配慮の方法論と、初等中等教育及び高等教育における地域連携支援システムの構築、アクセシブルな図書・教材とその製作・配信インフラ構築、超短時間雇用モデル等のインクルーシブな地域システムの開発と実装に関する研究等を行っている。
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