The 31st Annual Conference of Japan Academy of Learning Disabilities (KYOTO)

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[EL] 教育講演

[EL-05] 災害と子どものメンタルヘルス支援

─東日本大震災と原発災害、そして新型コロナ禍の中での支援を考える─

講師:内山 登紀夫1,2,3,4 (1. 福島学院大学 福祉学部福祉心理学科、2. ふくしま子どもの心のケアセンター、3. よこはま発達クリニック、4. よこはま発達相談室)

2011年3月11日東日本大震災、福島第一原発事故が発生した。2019年にはCovid-19禍が、そして2022年2月にはウクライナ危機が生じた。2022年6月のCovid-19をめぐる現状は原発事故後の状況と酷似しているように見える。原発事故後に福島で起きたことと、パンデミック、ウクライナの避難の問題は、放射線とウイルス、戦禍と原因は違うが、社会的状況や人々のメンタルに与えるメカニズムには通低する部分もあり、福島の教訓が活かせることも多いのではないだろうか。
災害時の子どもの支援は親子をセットにしてプランを立てるとともに社会環境の変化に注意を払いつつ長期にわたる多方面への支援を継続することが重要である。

【略歴】
1983年 順天堂大学医学部卒業。順天堂大学医学部精神医学講座入局。
1988年 東京都立梅ケ丘病院精神科
1994年 ノースカロライナ大学医学部精神科TEACCH部。
1997年~1998年The Centre for Social Communication Disorders(現 Lorna Wing Centre)
1999年 大妻女子大学人間関係学部
2000年 よこはま発達クリニック
2009年 福島大学人間文化発達学類
2016年 大正大学社会心理学部臨床心理学科
2021年 ふくしま子どものこころのケアセンター顧問
2022年 福島学院大学福祉学部

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