[P12] ポスター発表12

[P12-02] 神経発達症がある不登校児童・生徒を育てる保護者への支援リソ─スの分析

テキストマイニングによる発話分析からの検討

〇榎本 拓哉¹、小林 克巳² (1. 徳島大学大学院社会産業理工学研究部、2. 東海学院大学大学院心理学研究科)

キーワード：神経発達症群、不登校、支援ニーズ

【目的】不登校を示す神経発達症群児童・生徒の保護者の支援ニーズ，神経発達症と不登校の関連を量的に検討し，望ましい支援サービスを検討した。【方法】神経発達症群の診断をもつ子どもを育てる保護者3名に半構造化インタビューを実施した。得られたデータに対してテキストマイニングを用いて階層的クラスター分析，共起ネットワークから分析を行った。【結果】階層的クラスター分析，共起ネットワークより，4から6のクラスターに分類された。【考察】神経発達症群の特徴は対応の難しさ，周囲からの無理解から不登校状態に影響していると示唆された。また，「行くことのできる場所」「支援についての情報提供」「（学校で）話を聞いてもらえる場所」「病院と学校との連携」を求めていることも示唆された。