[P12] ポスター発表12

[P12-04] 様々な視点から学力の基礎となる力をつける放課後等デイサ─ビスをめざして２

～友達と関わる力をつける小集団活動～

〇鋒山 智子¹、大良 正子²、津﨑 智代²、板垣 正樹²、松本 真寿美¹、林田 恵子¹、中井 沙織¹、三谷 明菜¹ (1. 花ノ木医療福祉センター・花ノ木児童発達支援センター、2. 花ノ木医療福祉センター)

キーワード：放課後等デイサービス、小集団活動、自発的コミュニケーション

１０人未満の小集団活動で、友達同士の関わりが変化に繋がった事例の成果検証を行った。児童の評価、指導後の記録、保護者との面談記録、連絡帳、１年間のスタッフの振り返り記録をもとに協議を行い、結果を分析した。集団活動に添いにくく大人とのやり取り中心の児童が、好きな運動の活動をきっかけに一緒に参加したり、友達と相談したりする姿が見られた。また、どの曜日においても発表の際に積極的に手を挙げて発言することが増え、自信を持って取り組む姿が見られるようになった。友達との適切な接し方を学ぶ中で成功体験を積み重ねたことや、好きな活動や遊びを友達と共有できたことが、友達同士の自発的なコミュニケーションに繋がった。