[P4-04] 漢字書字の習得に困難がある児童に対するアプリ教材の効果について
~継次処理が有意に高い2症例への実践~
キーワード:学習障害、漢字、書字
漢字書字の習得に困難がある2症例に対し,従来の視写による漢字書字学習に必要な全ての工程を補った体性感覚法(大西・熊谷,2019)を基に開発したアプリケーション「Oska Writing」の学習効果を検証した。従来の視写による学習法(視写法),iPad上でOska Writing(継次式),Oska Writing(同時式)を使用した3通りの学習法を単一事例研究法で比較したところ,2症例の認知特性に合った学習法であるOska Writing(継次式)で形態正答率,筆順正答率が共に高い傾向がみられた。また,漢字の運動覚的な記憶は,手指,肘・肩関節の運動覚の感度によって影響されることが示唆された。
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