[P4-07] 英語学習に困難さを示す児童生徒の早期発見を目的としたスクリ─ニング検査の有効性の検討
─教員の気付きとの比較検討─
キーワード:ディスレクシア、英語学習、スクリーニング検査
我々は、英語の読みや書きに困難さを示す児童生徒の早期発見を目的としたスクリーニング検査の開発を試みている。本研究では、本スクリーニング検査の精度を明らかにし、カットオフ値を設定するために、スクリーニング検査の結果を検定変数、英語教科の成績や読み書きの様子についての教員への聞き取り調査の結果を状態変数として、ROC分析を行った。その結果、-1.5SDを基準としたカットオフ値が最も高いAUC(0.865)を示したことより、-1.5SDを基準としたカットオフ値を用いることによって、英語の読みや書きに苦手さのある児童生徒を適切かつ正確に発見することができると考えられた。
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