[P8] ポスター発表8

[P8-01] 中学校における特別支援教育の推進を目指した校内研修

知識教授型と事例検討型の比較を通して

〇西脇 優美子¹、小谷 裕実² (1. 京都市立北総合支援学校、2. 京都教育大学)

キーワード：校内研修、知識教授型、事例検討型

中学校での特別支援教育推進を目指した、よりよい校内研修モデルを明らかにするために、「知識教授型」および「事例検討型」の校内研修を実施し、参加教師にアンケート調査を行った。 「知識教授型」では知識を広げる効果、「事例検討型」では生徒に対する考えを深める効果が見られ、効果が質的に異なっていた。さらに「事例検討型」では教師間のコミュニケーションを円滑にする効果等が認められた。実施時の留意点として、ホワイトボードによる情報共有や若手教師に配慮した内容・構成にすることが挙げられた。 校内研修は教師をエンパワメントし、生徒の学びやすい環境づくりに重要であるとともに、校内研修以外の方策も必要とされている。