[P8-06] 支援学校から発信する大阪府のインクル─シブ教育
リ─ディングスタッフ(特別支援教育コ─ディネ─タ─:LS)の巡回相談をとおして
キーワード:配慮を必要とする子ども、特別支援教育コーディネーター、LS、インクルーシブ教育
2007年,特別支援学校は地域の配慮を要する子どもたちを支援するセンター的機能を担うこととなった。対象は従来の三障がいに発達障害を加えた拡大に止まり,世界が「障がいの有無」ではなく「特別な教育的ニーズ」へと万人に適切な教育をめざすインクルージョンに進む後塵を拝した。しかし今,地域の学校では学級運営の鍵をインクルーシブ教育に求め,特別支援学校から専門性の高いコーディネーターの巡回支援で二次障がいへの進展を食い止める。困り感のあった子どもは在籍校で教師やクラスメイトとの学びや所属欲求の充足を得ていく。個別最適化された教育が通常学級で享受できつつあり,特別支援学校への流出の収束が期待できる。
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