[P9-07] 通常の学級におけるセルフモニタリングが児童の授業準備行動に及ぼす影響
キーワード:通常の学級、セルフモニタリング、授業準備行動
本研究の目的は、小学校通常の学級、特に高学年の学級を対象にセルフモニタリングが児童の授業準備行動に及ぼす影響について検討することであった。公立小学校6年生の通常の学級の児童(30名)を対象に、ビデオ映像による中学校1年生のモデル提示、話し合いによる目標設定、振り返りシートの机上への貼り付けと記入、デジタル時計の提示といった介入を行った結果、児童の授業準備行動が改善し、フォローアップにおいても効果の維持が確認された。また、介入手続きや効果について、質問紙調査の結果、児童、学級担任共に概ね肯定的な評価であった。ただし、目標の難易度等、児童への負担については課題が残された。
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